仕事で自信がない時の克服法は●●を止めること

モチベーション改善カウンセラーの亀井です。

あなたは、1日のうち何時間を仕事に費やしていますか??もちろん個人差はありますが、起きている時間の半分以上を仕事に費やしているって人は多いんじゃないでしょうか。ただ、起きている時間の半分以上を費やしている仕事に対して、自信を持っている人って意外と少ないんですよね。

何を隠そう、会社員時代の私も仕事での自信なんて全くと言っていいほどありませんでした。自信がないことに1日の半分以上の時間を費やす・・・これって辛いですよね。

ただ今振り返ってみると、仕事に対して自信がないのは当たり前だったなぁと思います。

では、仕事に自信がない時には、どうやって克服したら良いのでしょうか?

 

1.自信がない原因を知る

もし、あなたが仕事に対して自信がないと感じているなら、「なぜ、自信がないと感じるのか?」「どんなところに自信がないのか?」を自分に対して問いかけてみて下さい。

「同期入社の●●の方が営業成績が良い」とか、「●●先輩はミスなく業務をこなすのに、自分はミスが多い」、あるいは「●●は部長から気に入られているのに、自分は全然認めてもらえない」等々、色々な理由が出てくると思います。

そこで是非考えてほしいのが、出てきた理由は「本当にあなた自身が原因なのか?」ということです。上に書いた理由の例は、実際に私が会社員時代に思っていたことや、クライアントの声なんですが、全て自分と他者を比較しているということが分かりますか?

自信とは本来、「自分で自分の能力や価値などを信じること」(goo辞書より)です。にも関わらず、他者との比較で自信を無くしてしまう・・・これってなんだか矛盾してますよね。

それでは、自分と他者を比較して自信を無くさないためには、どうしたら良いのでしょうか?

 

2.横比較を止めてみる

仕事で自分と他者を比較して自信を無くさないためには、単純に他者との横比較を止めてみて下さい。

人が生きる最大の目的の一つは「幸福になること」です。人の幸福感が最大限高まるのって、どんな時かご存知でしょうか?

それは、「自分が大切にしている価値観が満たされた時」です。決して、同僚の●●に営業成績で勝った時でも、部長に●●よりも評価された時でもありません。あなた自身が大切にしている価値観が満たされた時、幸福感を感じ、仕事に自信が持てるようになるのです。

他者との比較をしても、あなたの幸福感は高まらないと頭では分かっていても、これまで通りやってしまうと思います。人間は習慣の生き物ですから。そんな時は、他者との比較をしている自分に気づいた上で、「●●と比較しても私は幸せにならない」「●●と比較することは、自分の大切にしている価値観を満たすことになるのか?」と都度自分に言い聞かせてみて下さい。

 

3.自分軸で「できた」ことに目を向ける

横比較を止めることに加えて、自分軸で「できた」ことに目を向けるようにすることも大切です。

仕事で自信のない人は、できたことよりもできなかったことや改善点に目を向けてしまう傾向があります。そうではなく、どんなに小さくても良いので、自分軸で「できた」ことに目を向けてあげる。

ポイントは、「自分軸でできたこと」です。仕事で「できた」と言うと、営業成績が伸びたとか、予算比100%を超えたとかに目がいきがちですが、そんなことではなく、例えば

半年前には1時間かかっていた報告書を30分で書けるようになった

とか、

1日を通して会った人に、笑顔で挨拶ができた

でOKです。大切なのは他者との比較ではなく、過去の自分との比較あるいは、自分がやろうと決めたことに対してできたかどうか?の視点から目を向けることです。

そうすることで、仕事での自信の有無の基準が、他者との比較から自分軸へ移り、段々と自信がないのを克服できるようになっていきますよ。

 

まとめ

いかかでしたでしょうか?今回は仕事で自信がない時の克服法について記事にしてみました。

横比較ではなく自分軸から自分を見ることは、仕事に限らず日々の生活における幸福感を高めるのにも、とても重要なことです。

仕事や日々の生活で、「もっともっと」とか「自分は●●が足りない」と無いものにばかり目がいってしまい、充実感を感じにくい人は、是非お試し下さいね。

 

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