仕事で落ち込みやすい人と落ち込まない人の違いは?その対処法は??

モチベーション改善カウンセラーの亀井です。

あなたは仕事で失敗をしてしまった時に、失敗を引きずって落ち込みやすいタイプでしょうか?

それとも、素早く気持ちを切り替えて、どんどん仕事をこなしていくタイプでしょうか??

ちなみに、10年くらい前の私は、明らかに、というか典型的な前者のタイプでした!もう、『落ち込みやすいタイプ日本代表か(笑』というくらい、引きずって落ち込みまくっていました(汗

そんな私が、今ではかなり気持ちの切り替えが早い方になったと自負してます^^

仕事で落ち込みやすい人とそうでもない人の違いって、一体何なのでしょうか??

 

1 失敗を引きずって落ち込みやすい人の思考傾向

仕事で失敗を引きずって落ち込みやすい人は、起こったことに対してネガティブな考えを自分自身で勝手に付けてしまっています。

少し想像してみて欲しいのですが、例えばお客様からお叱りを受けたとします。その時、あなたはどんな気持ちになりますか?少し目を閉じてイメージしてみて下さい。

 

どうでしたか?

もし、あなたがお客様からお叱りを受けたシーンを想像して落ち込んだ気分になったとしたら、今度は

「何で落ち込んだのか?」

という理由を少し考えてみて下さい。

例えば・・・

お客様からお叱りを受けた → 『上司に伝わって、自分の評価が下がる。なんて自分はダメな奴なんだ・・・』 →落ち込む

この『 』の中が、通常はあなた自身の中で自動的に・無意識に処理をされてしまい、言葉としてあなた自身も認識していない部分なんです。いわゆる、非言語領域ってやつです。人は良くも悪くも「言葉」で生きているので、たとえ自分自身のことであっても「言葉」にしないと、自分で認識できないんですよね・・・

少し話しがそれちゃいましたが、要するに仕事で落ち込みやすい人は、仕事で起こったこと自体に落ち込んでいるのではなく、起こったことに対してあなたが自動的に・無意識にくっ付けているネガティブな考えに落ち込んでいるってことですね。

 

2 気持ちの切り替えが早い人の思考傾向

一方、仕事で気持ちの切り替えが早い人は、起こったことに対してネガティブな考えは持ちにくい傾向があります。むしろ、ポジティブな考えをくっ付ける人が多いかも知れません。

先ほどの例で考えてみると、

お客様からお叱りを受けた → 『多くのお客様は何も言わずに利用してくれなくなってしまう中で、貴重なご意見を頂戴できた。お客様の満足度を向上させるチャンスだ!』 → 頂いたご意見を元に、改善を進める

といった感じです(少し極端な例ですが・・・)。

上の例と同様に、『 』の中が自動的に、無意識に処理されている思考になりますが、落ち込みやすい人とは正反対の考え方をしていますよね?ここがポイントです。

ここまでポジティブに考えないにしても、気持ちの切り替えが早い人はネガティブに考えないことにより、その後の思考や行動を粛々と進められているんですね。

 

このように、仕事で落ち込みやすい人と気持ちの切り替えが早い人の違いは性格などではなく、実は

『起こったことに対してどんな思考を無意識にくっ付けているか?』

という思考傾向の違いだけなんです。

 

3 落ち込みやすい人が気持ちの切り替えを早くする対処法

では、仕事で落ち込みやすい人が気持ちの切り替えを早くするためには、どうしたら良いのでしょうか?

対処法として1番大切なのは、起こったことに対して、「あなたがどんな考えを無意識にしているのか?」を知ることです。あなた自身の思考傾向を知るってことですね。

少し簡易的ですが、すぐに出来るやり方を今日はお伝えしますね。

それはあなたの感情が特にマイナスに振れた時に、起こったこととその時の感情をメモしておき、あとで「マイナスな感情になったのは、なぜか?」をゆっくり考えてみることです。

1つ大切なポイントがあります。それは、

辛いかも知れませんが、その瞬間のイメージを五感を振る活用して感じ直す

ことです。

そうすることで、あなたがその出来事のどこに反応したのか?がよりハッキリします。どこに反応したかがハッキリすることで、マイナスな感情を引き起こす原因となった思考がより具体的に掴めるとおもいます。

 

自分のネガティブな考えの傾向を把握できると、段々と自分自身のことを客観視することが出来るようになります。そうすることで、感情のコントロールがかなりやりやすくなると思います。

 

まとめ

今回は、仕事で落ち込みやすい人と落ち込みにくい人の違いと、落ち込みやすい人の対処法について書きました。

もしあなたが仕事で落ち込んでしまうことが多いのなら、起こったことに対して、あなたがどんなネガティブな考えを無意識にしているのか、どんな思考傾向を持っているのかを、じっくりと考えて把握してみて下さい。

あなた自身の思考傾向を言葉にし認識することで、自分のことを客観視できるようになります。

自分自身のことを客観視することで、感情のコントロールがしやすくなり、仕事で落ち込みやすい傾向が段々と弱くなっていきますよ。

 

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