これで社員のモチベーションアップが実現!?企業が導入している面白い企画

モチベーション改善カウンセラーの亀井です。

 

社員のモチベーションアップに成功しているあの企業は、どんなやり方をしているのか?

社員が生き生きと働いているように見えるあの会社は、どんな方法を導入しているのか?

 

社員や部下のモチベーションアップに悩んでいる経営者、マネージャーの方は、非常に気になる点ではないでしょうか?

今回は、社員のモチベーションアップに成功している会社が、どんな企画を導入しているのかをご紹介します。

 

1.社員のモチベーションアップのためには、Beingと仕事をリンクさせる

 

詳しくは、「記事:社員のモチベーションアップを成功させる、たった1つの方法」で書いていますが、自発的に社員のモチベーションアップを図るためには、社員一人ひとりの「Being」と「今の仕事」を結びつけることが重要になります。

Beingとは、「あり方」のことを言います。「あり方」というのは、人としてどんな存在か、どんな存在でありたいかということです。要は、その人が何を大事にして生きていきたいかを言い表したものとなります。

 

本質的には、このBeingと仕事を結びつけることが重要なのですが、時間と労力がかなりかかってしまいます。

ですので、今回はもっと即効性のある方法をご紹介したいと思います。

 

2.社員のモチベーションアップのコツ

実際の企画をご紹介する前に、社員のモチベーションアップのコツについて触れたいと思います。

「マズローの欲求5段階説」というのを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

 

「マズローの欲求5段階説」とは、心理学者アブラハム・マズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」と仮定し、人間の欲求を5段階に理論化したものです。人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理行動を表しています。

 

第1段階:生理的欲求

食欲、睡眠欲、排泄欲など、生きていくために必要な基本的・本能的な欲求になります。一部の人は除いて、会社に属している人であれば基本的には満たされている欲求となります。

 

第2段階:安全欲求

安心・安全な暮らしへの欲求となります。第1段階と同じく、会社に属している人のほとんどが満たされている欲求となります。

 

第3段階:社会的欲求

家族や友人、仲間、会社、社会から受け入れられたいという欲求になります。満たされていない状況が続くと、孤独感を感じやすくなり、鬱に繋がることも多く見られます。

会社で考えると、組織の人間関係が社会的欲求に当たります。

 

第4段階:承認欲求

他者から認められたい、尊敬されたいという欲求になります。妨害されると、劣等感や無力感を感じやすくなります。

この承認欲求には2種類あり、一つは他者からの尊敬や名声、注目を得ることで満たされる欲求。そしてもう一つは、技術習得や能力向上、自立性によって満たされる欲求があります。

 

第5段階:自己実現欲求

自分の大切にしている価値観に基づき、「あるべき姿」になりたい、つまりBeingを実現したいという欲求になります。この自己実現欲求が満たされていると、自発的かつ永続的なモチベーションアップに繋がります。

 

この5段階の欲求は、基本的には1→5の順で欲求が進んで行きます。

企業のモチベーションアップにおいては、自社の社員や部下が、どの欲求段階にいるのかを見極めつつ、モチベーションアップのための施策を打つと効果的になります。

 

3.企業が導入している社員のモチベーションアップのための面白い企画

最後に、企業が実際に導入している社員のモチベーションアップのための企画をご紹介していきます。

 

①副業推奨制度 株式会社エンファクトリー

スタイルストア、COCOMO、専門プロファイルを運営する株式会社エンファクトリー。こちらの会社は、社員に対して副業を禁止するのではなく、逆に推奨をしています。副業を推奨することで、仕事や人間関係の幅が広がり、本業とのシナジー効果が生まれているようです。

 

②CA8制度 株式会社サイバーエージェント

アメブロ運営などを手掛ける株式会社サイバーエージェント。こちらの会社は、1年に2人まで強制的に役員を交代させるCA8制度を導入しています。経営陣が固定化し、下で働く管理職を含む社員のモチベーション低下を避けることが目的です。

 

③I have idea制度 株式会社オリエンタルランド

ディズニーランドなどを運営する株式会社オリエンタルランド。こちらの会社は、I have idea制度を導入しています。アルバイトを含めた全従業員からアイデアを募集し、年1回表彰式を行います。ここまではよく聞く話しですが、オリエンタルランドの凄いところは、表彰されたアイデアを必ず事業化するという点です。

 

④立候補制異動 クックパッド株式会社

クックパッド運営などを手掛けるクックパッド株式会社。通常、人員が必要となる部門がある場合、人事部等が人の配置を行います。しかしクックパッドでは、人員が必要となった部門に、社外だけでなく社内からも募集を募ります。募集方法も社員本人が直接人事部に申し込む形で、現在の上長の許可等は一切必要ありません。また、申し込んだ事実も伏せられるため、万が一通らなかった際の軋轢も生まれません。

 

⑤ファーストクラス・カード ザ・リッツカールトン

ホテル運営などを手掛けるザ・リッツカールトン。こちらの会社は、従業員全員に「ファーストクラス・カード」という感謝と敬意を示すカードを持たせています。例えば、困った時に他の部門の人に助けてもらった場合などに、相手に直接このカードを手渡します。ファーストクラス・カードには、「どんな状況で、どのように助けてもらい、どれだけ助かったのか」を詳細に書く欄があります。感謝の気持ちをカタチとして残すだけでなく、コピーを人事部に渡すことで、数と質を人事評価に反映する仕組みを作っています。

 

まとめ

今回は、これで社員のモチベーションアップが実現!?企業が導入している面白い企画と題して、色々な企業が行っている社員のモチベーションアップのための工夫をご紹介しました。

社員のモチベーションアップのためには、本人のBeingと仕事をリンクさせることが重要ですが、時間がかかります。なので、今回ご紹介したような比較的即効性のある施策と組み合わせながら進めていくと良いのではないでしょうか?

 

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