モチベーション改善カウンセラーの亀井です。
最近、「会社でのメンタル不調者への対応を、具体的に何をしたら良いのか分からない」といったご質問をよく頂きます。
メンタルケアの重要性が叫ばれる中、メンタル不調の部下に対して、どのような対応をしたら良いのでしょうか?
1.会社でのメンタル不調者への対応がなぜ重要なのか
メンタルやメンタルヘルスとは、簡単に言えば精神面の健康のことです。うつ病などの精神疾患だけではなく、ストレスや悩みごと、心配事なども含みます。つまり、会社で働いている全員が対象になり得るということです。
会社で社員教育と言うと、どうしても業務に直接関係のあるスキルや知識にフォーカスしがちです。もちろん、こうしたスキルや知識は重要です。しかし、会社で働いている人たちがストレスまみれだったり、悩みごとや心配事を常に抱えている状態だと、せっかく持っているスキルや知識を存分に発揮できないのではないでしょうか。
つまり、スキルや知識とメンタルやメンタルヘルスは車の両輪のようなもの。どちらが欠けても仕事が上手く回らなくなってしまうのです。
2.「いつもと違う」に注目して早期発見を
会社でのメンタル不調者への対応において、早期発見が非常に重要となります。
メンタル不調は放置しておくとどんどん進行していきます。そして、あるラインを超えてしまうと社内での対応が難しくなり、カウンセラーや専門医などの協力が必要となってしまいます。
では、どのような点に注目すれば「早期発見」につながるのか?
ポイントは「いつもと違う」(詳細はこちら)です。
・いつもより体調不良を訴えたり、体調が悪そうなことが増える
・いつもよりミスが増える
・いつもより周囲とのコミュニケーションが減る
・いつもと言動が違う
等々、あなたの部下が「いつもと違う」と感じたら、「なんか変だなぁ」「あいつ、なんかいつもと違うよね」で済ましてしまわずに、対応することが大切です。
3.日頃からのコミュニケーションが大切
では、早期発見のための「いつもと違う」に気づけるようになるためには、どうしたら良いのでしょうか?
会社でのメンタル不調の54%が人間関係が原因(2018年 エン・ジャパン調べ)
とも言われています。
ストレスチェックのようなものも有効ではありますが、
日頃からコミュニケーションをしっかりと取り、人間関係を構築する
ことが重要です。
コミュニケーションをしっかりと取る方法としておススメしたいのが、上司と部下による定期的な1on1ミーティング(詳しくはこちら)です。
週1回30分など、時間と頻度を決めた上で上司と部下で1対1の面談を行うということです。
その際に非常に重要なのが、
上司は聴き役に徹する
ということ。
人は「自分の話を聴いてもらいたい」生き物です。自分の価値基準や判断はいったん脇に置いておいて、とにかく一方的に部下の話しを聴いてあげて下さいね。
1on1ミーティングを続けていくと、部下の価値基準や考え、悩みが段々と分かるようになってきます。そうすることで、ミーティング以外の場面でも「いつもと違う」に気づくことができるようになっていきますよ。
まとめ
今回は、会社でのメンタル不調者への対応で大切なことを記事にしました。
メンタル不調者への対応は、「早期発見」が重要となり、早期発見のためには、部下の「いつもと違う」にいち早く気づけることが大切です。
業務報告のためのミーティングだけではなく、部下のメンタルに焦点を当てたミーティングを御社でも採り入れてみてはいかがでしょうか。
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