モチベーション改善カウンセラーの亀井です。
部下のストレスケアやメンタルケアの重要性が叫ばれる中、自分の部下がストレスを抱えているかどうかの見極めってなかなか難しいのではないでしょうか?
というわけで、今回はストレスを抱えている時に出やすい3つのサインをご紹介します。
1.部下のストレスサイン①:「いつもと」言動が違う
部下がストレスを抱えている時の代表的なサインとして、「いつもと」比べて言動が変化することが挙げられます。
・笑う回数が減る
・話しかけても上の空
・ボーっとしている
・少しのことで不快感を示す
など、現れる反応は人それぞれではありますが、「いつもよりも」反応が薄かったり、常にイライラしている状態が多く見られるようになります。
ストレスを抱えていると、頭の中がネガティブな感情で埋め尽くされているので、周囲に対して反応する余裕がなくなってしまいます。
その結果、反応が薄くなる傾向が見られるのです。
部下の方の反応が「いつもより」も薄いなとか、「いつもと」違うなと感じたら、ストレスを抱えているサインかも知れません。
2.部下のストレスサイン②:「いつもより」体調不良を訴えることが増える
部下のストレスのサインとして、「いつもより」体調不良を訴えることが増えることも見られます。
・腹痛
・肩こり
・腰痛
・食欲不振
・食欲過多
・眠れない
など、こちらも現れる反応は人それぞれです。
また、上記の言動とは異なり、部下が体調不良を言わずに我慢をしている場合もあります。部下からすると、少しの体調不良を上司に言わないことの方が多いかも知れません。
ですので、言動の変化と合わせて判断することをおススメします。
3.部下のストレスサイン③:「いつもより」ミスが増える
部下のストレスのサインとして、「いつもより」ミスが増える傾向も見られます。
取引先への連絡を忘れてしまったり、スケジュールの抜け漏れ、請求書の計算ミス等々、「いつもなら」問題なくこなせていた業務のミスが増えてきます。また、業務をこなすスピードが落ちる場合もあります。
ストレス過多になると、ネガティブな感情で頭の中が埋め尽くされてしまうため、いつも通りの思考や判断、行動がなかなか難しくなってきてしまいます。その結果、ミスが増えたりスピードが遅くなったりという状況につながります。
「いつもなら」問題なくこなせていた業務のミスが増えてきたら、ストレスを抱えているサインを疑った方が良いかも知れません。
まとめ
今回は、部下がストレスを抱えている時に現れやすいサインを3つ紹介しました。
実際のストレスサインはまだまだありますが、多くの場合共通する点は、
「いつもと違う」
ということです。
そして、この「いつもと違う」に気づくためには、日ごろからの密なコミュニケーションや部下のことをよく観ることが重要になってきます。(部下との1対1のミーティングについてはこちら)
もし、あなたの部下に「いつもと違う」様子が見られたら、
「あいつ、なんかいつもと違うよなぁ」
「なんか変だなぁ」
で済ましてしまわずに、素早いストレスケアをしてあげることが大切です。
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