モチベーション改善カウンセラーの亀井です。
「何度教えても覚えてくれない!」「言ったことを守らない!」「社会人として当たり前のことが出来てない!」「常識では考えられないようなことを言う」等々、日々部下の指導で悩んでいる上司の方は多いのではないでしょうか?
あなたは部下の指導でイライラしたり悩んだりしてませんか?
1.悩んだりイライラしたりするのは、実は部下が原因ではない


あなたが部下の指導で悩んだりイライラする原因は何だと思いますか?
「部下が教えたことを忘れる」
「何度言ってもできる様にならない」
「仕事に対する姿勢が甘い」
等々、色々と思いつくと思います。
でも、上に挙げたような原因は本当の原因ではありません。
では、本当の原因は何なのか?
それは、上司である「あなた自身」です。
説明しますね。
あなたに限らず、人が悩んだりイライラしたり、落ち込んだりするのは、
自分が勝手に期待していることと現実の乖離
が原因です。
なので、「何度言っても出来るようにならない」ことにイライラしているのではなく、「何度言っても【ここまで言ったら到達するであろうと、あなたが勝手に期待している水準まで】出来るようにならない」ことにイライラしているということです。
もしも、部下の指導で悩んだりイライラしたりする場合は、
自分で勝手に期待水準を設けていないか?
という視点で考えるようにしてみましょう。
2.あなたの「常識」は、他の人には「非常識」
部下への指導の際に、「普通〇〇だろう!」とか「常識的に考えて、〇〇だよね。」と思ったり言ったりしていたら、要注意です。
「普通」や「常識」と言うと、一見正しいように思えてしまいます。
しかし、この「普通」「常識」は正確には、
「(あなたが思うには)普通●●だろう!」
「(あなたが考えるには)常識的に考えて、●●だよね。」
が正解なんです。(詳細は、【あなたの「普通」は実は●●かも知れない】を読んでみて下さい。)
自分が考えている「常識」は、実は部下にとっては「非常識」かも知れない
こんな風に捉えることで、部下の一挙手一投足に悩んだりイライラしたりしなくなりますよ。
3.人は簡単には変わらない
あなたは部下を「育てよう」としていますか?それとも「変えよう」としていますか?
「育てる」と「変える」は混合されがちですが、実は全く違います。
参考までに意味を調べてみると、
◆【育てる】
能力などが伸びるように教え導く。手を掛けてやったり、教え鍛えたりして、一人前として通用するまでにする。
◆【変える】
物事を依然と違った状態・内容にする。変化させる。変更する。
(goo国語辞書より)
とあります。
つまり、
育てるは今あるものをベースに良い方向へ伸ばしていくイメージ
変えるは、今あるものを否定し、変化させていくイメージ
ってことですね。
そして、あなた自身も心当たりがあると思いますが、人は変えようと思ってもなかなか変わりません。(詳細は、【部下の行動が変わらないのは当たり前】を読んでみて下さい。)
ですので、「部下を変える」ことが出来ると思っていることが、そもそも間違いかも知れないという視点で指導にあたることで、悩んだりイライラしたりすることが減ると思います。
4.あるがままを受け入れる
では、部下を指導する際はどうしたら良いのでしょうか?
それは、
部下のあるがままを、まずは受け入れる
ということが重要です。
決して、仕事が出来ない部下をそのままにして良いという意味ではありません。
部下の現状を、まずは事実ベースで捉えて下さい。。事実ベースで捉えるというのは、「これだけ何度も言っているのに出来ない」とか「これくらい常識だろう」といった、あなたの基準や良し悪しの判断、あなたの考えを入れずに、部下の現状を捉えるということです。
慣れないと難しいかも知れませんが、こうすることで部下を指導する時に悩んだりイライラしたりしなくなりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、部下の指導での悩みやイライラを減らすために大切なことを記事にしました。
あなたはあなたの基準で、部下は部下の基準を持っています。
このことを前提に部下の指導を行うことで、部下を指導する時に悩んだりイライラしたりすることが、確実に少なくなりますよ。
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