モチベーション改善カウンセラーの亀井です。
「部下とのコミュニケーションが大切なのは分かっているが、取り方が分からない。どうやったら効果的に学ぶことができるのでしょうか?」という質問を、かなりの頻度で頂きます。
その際、私は「研修やセミナーがおススメですよ」とお答えするようにしています。
今回は、「なぜ部下とのコミュニケーションを学ぶのに、研修がおススメなのか?」について説明していきます。
1.部下とのコミュニケーション量と離職率には相関関係がある

まず大前提として、部下とのコミュニケーションは非常に重要です。
コミュニケーションの質もさることながら、量が非常に大切になります。
あなたは、部下とのコミュニケーション量と離職率には、相関関係があるのはご存じでしょうか?
具体的には、上司と部下とのコミュニケーション量が少ないほど離職率は高く、コミュニケーション量が多いほど、離職率は低くなっています。
では、部下とのコミュニケーション量が多いと、どのようなメリットがあるのでしょうか?
メリット1)信頼関係を築ける
コミュニケーション量が多いと、部下は自分のことを気にかけてくれていると感じます。
ここで重要なのは、コミュニケーション時に何か凄いことを言うことではありません。
コミュニケーションの頻度を増やすことが重要となります。
少し想像してみると分かると思いますが、1ヵ月に1回話しかけてくれて、すごくタメになることを言ってくれるAさんと、内容は正直大したことないが、毎日話しかけてくれるBさん。
あなただったら、どちらを信頼できるでしょうか?
多くの人は、Aさんかと思います。
つまり、部下との信頼関係を築くためには、コミュニケーションの質よりもまずは「量(頻度)」が大切になってくるのです。
メリット2)部下のモチベーションアップの繋がる
部下とのコミュニケーションの量が増えると、必然的に部下の価値観に触れる機会が多くなります。
「最初は何を考えているか分からないヤツだと思ったけど、接している内に相手のことが段々と分かるようになった」という経験は、あなたにもあるのではないでしょうか?
部下とのコミュニケーションについても全く同じです。
コミュニケーションの頻度が増えることによって、段々と部下が考えていることや、大切にしている価値観が分かるようになってきます。
部下の価値観が分かると、「どんな仕事を振ったら、やる気が出るのか?」や「どんな言い方をしたら、効果的なのか?」が掴めるようになり、結果として部下のモチベーションアップに繋がります。
メリット3)部下の離職防止に繋がる
部下とのコミュニケーション量が増えると、部下のちょっとした変化に気づくことができます。
毎日のように話しかけていると、ちょっとした表情の変化や言葉のニュアンスの違和感に敏感に気づくことができます。
部下のちょっとした表情の変化や言葉のニュアンスの違和感は、メンタル不調の前兆の可能性があります。(詳しくは、「これが見られたら要注意!社員のメンタル不調3つのサイン」をご参照下さい。)
つまり、部下のちょっとした違和感にいち早く気づくことで、メンタル不調が深刻化することを防ぐことができます。
結果として、メンタル不調による離職防止に繋がるということです。
2.部下とのコミュニケーションのポイント

部下とのコミュニケーションの量が重要なことは、お分かり頂けたと思います。
しかし、コミュニケーション量が多いほど良いからと言って、単純に雑談ばかりしていたり、指示を事細かに出していれば良いという訳ではありません。
次に、部下とのコミュニケーションにおけるポイントを、簡単に説明します。(詳しく知りたい方は、「部下とのコミュニケーションの取り方6つのポイント」をご参照下さい。)
ポイント1)アドバイスをしない
基本的に人は、自分の話しを聞いて欲しいと思っています。
人と話しをしている内に、頭の中が整理されたという経験は、あなたにもあるのではないでしょうか?
部下も同じで、上司であるあなたが話しを聞いてくれている内に、頭の中が整理されることが非常に多くあるのです。
ポイント2)否定をしない
人は本来、承認をして欲しい生き物です。
部下の話しを聞く時は、「それは違うだろ!」を仮に思ったとしても、否定をせずに聞き切ってあげることが大切です。
ポイント3)本人に考えさせる
部下とのコミュニケーションにおいて、部下本人に考えさせることが重要となります。
答えを教えた方が早いと思う方もいるかも知れませんが、そこはグッと堪えて、部下本人に考えさせるコミュニケーションを意識してみて下さい。
ポイント4)相手を見て会話をする
あなたは部下と話しをする時に、部下の顔に目を向けていますか?
PCやスマホの画面を見たまま、会話をしたりしていませんか?
同じ会話内容でも、きちんと顔を見ながら聞かれるのと視線を外したまま聞かれたのでは、話し手が抱く印象は大きく異なります。
ポイント5)相づちをしっかりと打つ
相づちを打つことは、部下に気持ちよく話しをしてもらうために大切なポイントとなります。
相づちを打っている人は多いですが、適切な相づちを適切なタイミングで打てている人は、意外と少ないように思います。
3.部下とのコミュニケーションを学ぶために研修が効果的な3つの理由

部下とのコミュニケーションを学ぶための主な方法としては、「研修・セミナー」「書籍・web」「周りの出来ている人から教わる」等があります。
その中でも特に、「研修・セミナー」がおススメです。
ここでは、部下とのコミュニケーションを学ぶために研修・セミナーが効果的な理由を紹介します。
理由1)フィードバックを受けられる
コミュニケーションの研修やセミナーの多くは、一方的に講師の話しを聞くだけでなく、ワークが含まれている場合があります。
その際、講師や他の参加者からのフィードバックを受けられることが、おススメする最大の理由です。
コミュニケーションは、本人は意識せずに行っている、いわばクセのようなものです。
自分のクセを、他者からの指摘など無しに気づくことは非常に難しいものがあります。
そして、自分で気づくことができなければ、修正のしようがありません。
ですので、自分のコミュニケーションのクセについて、他者からフィードバックを受けられる研修やセミナーは、非常に効果があるのです。
理由2)他の参加者から刺激を貰える
コミュニケーションに限らず、研修やセミナーには自分と似たような境遇や立場の人が多く参加します。
こうした人たちと接することで、自分一人で学んでいる時には得られない効果があったりもします。
理由3)その場で質問や実践が可能
上記で書いた通り、コミュニケーションの研修やセミナーの多くはワークが含まれます。
そのため、学んだことをすぐに実践することが可能となります。
コミュニケーションに限らず、学んだことは実践しなければ意味がありません。
ですので、実践する機会をすぐに得られる研修やセミナーは、非常に効果があるのです。
また、疑問に思ったことを講師に質問できる点も効果的です。
まとめ
以上、部下とのコミュニケーションを学ぶためには研修が効果的な3つの理由を紹介しました。
コミュニケーションに限ったことではありませんが、研修やセミナー、書籍などで学んだことを学びっぱなしにしても全く意味がありません。
学んだことは、実践してこそ価値があるのです。
だからこそ、学んだその場で実践する機会を設けてくれる研修やセミナーは、非常に効果があるのです。
もしあなたが、部下とのコミュニケーションに課題を感じているのなら、一度研修やセミナーに参加してみてはいかがでしょうか。
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