安全配慮義務違反かも?部下のストレス早期発見とケアのポイント

モチベーション改善カウンセラーの亀井です。

●安全配慮義務違反って、身体的な安全だけじゃないの?

●部下のストレスに気づくのって、難しくない?

●部下のストレスケアって、どうやったら良いの?

こんな疑問にお答えします。

✔本記事の内容

●部下のストレスは重要な安全配慮義務です。

●部下のストレスの早期発見方法が分かる。

●日々のストレスケアのポイントが分かる。

企業の従業員のケアを含め、1,200人以上のストレスケアを行ってきました。その中で、整理したポイントをお伝えできればと思います。

本記事では、安全配慮義務違反にならないための、部下のストレスの早期発見方法と、日々のストレスケアのポイントを紹介します。

 

1.部下のストレスは重要な安全配慮義務

結論から言うと、部下のストレスケアは重要な安全配慮義務です。

安全配慮義務というと、例えば工場などでの安全面を思い浮かべる人がほとんどかと思います。でも、実はそれだけではないのです。

詳しく見ていきます。

 

安全配慮義務とは

企業に与えられた、従業員が安全で健康に働けるように配慮する義務のこと。2008年3月から正式に施行されるようになっています。

「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。」

(労働契約法第5条)

定められています。

ここで書かれている「生命、身体等の安全」には、先の身体的安全だけでなく、精神的な安全、つまりはストレスのケアも含まれています。

さらに、「使用者」とは、経営者や事業主だけを指すわけではありません。部長や課長などの管理監督者も含みますので、部下を持つ人すべてに当てはまるということになります。

つまり、部下のストレスケアは、部下を持つ人すべてに求められている義務だということです。

ちなみに、50人以上の労働者がいる事業所で、年1回義務付けられているストレスチェックも、この安全配慮義務から生まれた仕組みになります。

 

部下のストレスには上司が気づくしかない

部下のストレスには、基本的には上司が気づくしか方法がありません。

なぜならば、上記の義務化されているストレスチェックは、上司は過程に関わったり結果を見ることができないから。これは、労働安全衛生規則に定められています。(詳しく知りたい方は、「実は上司が原因?部下のストレスをチェックするためのポイント」をご覧ください。)

せっかく年1回実施しているにもかかわらず、結果を見られない。

なので、部下のストレスを把握するためには、上司が気づくしか方法がないのです。

 

2.部下のストレスの早期発見方法

 

部下のストレス早期発見方法は、「いつもと違う」に気づくことです。

以下の点に注目すると、気づきやすいかと思います。

☑仕事中にボーっとしていることが増えた。

☑喜怒哀楽の表現が極端に増えた。または減った。

☑休憩時間などに一人でいる時間が増えた。

☑挨拶が減った。またはしなくなった。

☑肩こりや腰痛で辛そうにしていることが増えた。

ほんの一例ですが、こんな点に注目すると気づきやすくなります。

ポイントは、「いつもと違う」ことです。

詳しくは、「 これが見られたら要注意!社員・部下のメンタル不調のサインチェックリスト20」にも書いていますので、ご参考にして下さい。

最後に、部下のストレスケアをする際のポイントについて紹介します。

 

3.部下のストレスをケアするポイント

部下のストレスケアのポイントは、とにかく部下の話を聞くことです。

部下はストレスが溜まって辛い想いをしていることを、上司に聞いて理解してほしいのです。決して、有効なアドバイスなどを欲しがっているわけではないので、注意が必要です。

 

部下のストレスケア4つのステップ

話しを聞く際には、次のステップを意識すると良いでしょう。

●ステップ1|吐き出させる

●ステップ2|本人に分析をさせる

●ステップ3|理想の状態を思い描かせる

●ステップ4|必要なことを考えさせる

順番に見ていきます。

「部下のストレス管理は必要?部下のストレス管理5つのステップ【具体例あり】」に、各ステップの具体例が書いてあるので、詳しく知りたい方は合わせてどうぞ。

 

ステップ1|吐き出させる

部下の想いや考えを、すべて吐き出させてください。そのためには、上司は徹底的に聞き役に徹することがポイント。間違っても否定やアドバイスは厳禁です。聞く時は、部下の感情にフォーカスすると上手くいきます。

部下は自分の話をひたすらすることで、勝手に頭が整理されるので安心してください。

ちなみに、部下との信頼関係が薄い場合は、信頼関係ができるまでステップ1をひたすら繰り返すと良いでしょう。

 

ステップ2|本人に分析をさせる

ステップ1でフォーカスした感情が、なぜ起こるのか?を本人に分析させます。

例えば「イライラしている」という感情であれば、「なんでイライラしているのか?」を徹底的に本人に考えさせます。あくまで本人に分析させることが重要です。

ここが上手くいくと、部下のストレスの根本原因が掴めます。

 

ステップ3|理想の状態を思い描かせる

ステップ3で掴んだ根本原因に対して、「どうなったら理想的なのか?」を考えさせます。上記と同じく、部下本人に考えさせるのがポイントです。

このステップでは、漠然とではなく超具体的にイメージさせられると良いです。

 

ステップ4|必要なことを考えさせる

最後に、超具体的にイメージした状態になるために、「何が必要か?」を部下本人に考えさせます。

アクションプランを作るようなイメージです。

 

1対1で行う

上記のステップに限らず、部下のストレスケアを行う時は必ず1対1で行うことが大切です。

なぜならば、部下からすると、メンタルに関する内容はかなりデリケートな話題。同僚や先輩、後輩など、他の人に聞かれたくない、知られたくないと思うのは当然のことです。

理想としては、お互いに時間を取って1on1を実施する方法が良いでしょう。

それが難しい場合は、最悪個別に他の人に話しを聞かれない場所で、話しを聞いてあげましょう。

形式はどうであれ、部下のストレスケアの際は必ず1対1で行うようにしましょう。

1on1の詳しいやり方は、「1on1ミーティングで大事なこと」に詳しく書いています。

 

まとめ

本記事では、安全配慮義務違反にならないための部下のストレスの早期発見方法と、日々のストレスケアのポイントについて紹介しました。

部下のストレスケアは、事業主のみならず管理職の人の仕事でもあります。

安全配慮義務違反になる前に、部下のストレスの早期発見をし、ケアを実施するようにしましょう。

 

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