モチベーション改善カウンセラーの亀井です。
本記事は、
●部下が”もやもや”しているけど、これってストレス?
●”もやも”やしている部下への対処法を知りたい。
●部下の”もやもや”に対処する方法を知りたい。
こんな疑問や悩みにお答えします。
私自身、企業の従業員ケアを含め、1,200人以上のストレスケアを行ってきました。その中で整理したポイントなどを、できるだけ分かりやすくお伝えできればと思います。
本記事では、部下のもやもやを放置してはいけない理由や、もやもやがストレスになる前の対処方法について紹介します。
1.部下の”もやもや”は放置するとストレスになる
結論から言うと、”もやもや”はストレスの前段階。放置するとストレスに変わってしまいます。
”もやもや”は本人も分からない状態
”もやもや”とは、心にわだかまりがある状態のことを言います。
つまり、「何か心に引っかかりを感じてるんだけど、何に対して引っかかりを感じてるか部下本人も分かっていない」状態のことを言います。言葉を換えると、課題や問題が見えていない状態とも言えますね。
”もやもや”を放置するのは絶対にNG
”もやもや”を放置するのは、絶対にNG。部下は心の引っかかりの原因が見えない状態が続くと、ストレスにつながります。
なぜならば、原因が見えないということは、解決が難しく、そのまま引きずることになるから。
例えば、
↓
無視して出勤を続ける
↓
だんだん朝起きられなくなってくる
↓
ある日、出勤しようとすると体が動かない
といった風に、”もやもや”を無視することで、ストレスにつながるのです。
ですので、「もやもやをもやもやのまま放置」するのは、絶対にNGです。
ストレスの弊害
参考までに、部下がストレスを抱えてしまうと、会社やチームにどんな影響があるのかを紹介します。
●生産性の低下
●チームのモチベーションの低下
●離職リスクが高まる
上記のように、部下のストレスが溜まることは、百害あって一利なしです。
詳しくは、下記記事を参考にして頂ければと思います。
部下のストレスが溜まるデメリット
>>部下のストレスを放置してはいけない3つの理由【コミュニケーションポイント】
部下のストレスが溜まった時に見られる症状
>>その体調不良、ストレスが原因かも?ストレスを抱えた部下に出やすい症状25選【対処法も】
2.部下の”もやもや”がストレスになる前に対処する方法
結論から言うと、部下の話を徹底的に聴くことで、”もやもや”を解消することが大事。
詳しく見ていきます。
話を聴く環境を作る
まずは部下の話を聴く環境を整えます。間違っても、日頃のコミュニケーションの延長で部下の話を聞こうとしないこと。
具体的には、1on1ミーティングを行うことをおすすめします。
お互いがしっかりと時間を取って話をする環境を整えることで、効果が上がります。
1on1ミーティングについて詳しくは、「1on1ミーティングで大事なこと【効果と注意点も】」をご覧下さい。
部下の話を徹底的に聴く
ココが1番のキモ。否定やアドバイスをせずに、とにかく部下の話を徹底的に聴きましょう。
なぜなら、人は話をすることで頭の中が整理されるから。
例えば、「友達にグチを話しているうちに、スッキリした!」という経験があなたにもあるのではないでしょうか?あれと同じです。
ですので、部下の”もやもや”を解消するためには、部下の話を徹底的に聴くことが大事です。否定やアドバイスをしてしまうと、逆にストレスを溜めてしまうことになりかねませんよ。
本人に言語化させる
部下の”もやもや”をスッキリさせるためには、必ず本人の言葉で話させるようにしましょう。
人は、自分の言葉で話した時に、はじめて頭の中が整理されるものです。
ですので、部下の話を途中で遮って、「それって●●ってことだよね?」みたいに上司の言葉に置き換えるのはNGです。
部下の話の聴き方については、「部下とのコミュニケーションの取り方6つのポイント」が参考になるかと思います。
まとめ:部下の”もやもや”がストレスに変わる前に、対処すべし
本記事では、部下のもやもやを放置してはいけない理由や、もやもやがストレスになる前の対処方法について紹介しました。
部下の”もやもや”は、放っておくとストレスに変わります。部下がストレスを抱えることは、会社やチームにとっても百害あって一利なし。
ですので、素早い対応が求められます。
部下が”もやもや”している時は、ストレスに変わる前に対処するようにしてはいかがでしょうか?
※部下のストレスに関してまとめていますので、ぜひご覧下さい。
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>>退職を決意してからでは遅い!部下のストレスにいち早く気づくための3つのポイント
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